NISAの活用において活用する金融機関(証券会社)の選定は非常に大切です
2024年からの新NISA開始をきっかけに、旧NISAで使用していた証券会社を切り替えようと考えている方もいると思います
私自身、旧NISAを「ゆうちょ」で契約していたのですが、新NISA開始を機会に「SBI証券」か「楽天証券」に切り替えます
この記事では、実際にゆうちょの証券担当者に切り替え方法を聞きに行ったので、ポイントなどをまとめて紹介します
2023年10月から開始できる変更手続きですが
新NISA開始目前で時間が無いけど、新NISAでさらに投資の高みを目指したい人の参考になれば幸いです
証券会社変更のステップ
証券会社を変更するステップは主に3つです
1.金融商品取引業者等変更届出書を請求(変更前の証券会社に対して)
2.勘定廃止通知書の受領(変更前の証券会社発行)
3.非課税口座開設届出書と勘定廃止通知書の送付(変更後の証券会社へ)
まずは変更前の証券会社に連絡して「金融商品取引業者等変更届出書」を請求します。
必要事項を記入したら、その証券会社に書類を提出。
しばらくすると「勘定廃止通知書」というものが変更前の証券会社から届きます。
届いた「勘定廃止通知書」と「非課税口座開設届出書」(NISAを始めるために必要な書類)の2つを新しい証券会社に提出。
以上で証券会社の変更が完了です
ゆうちょの窓口に変更届の相談にいった場合は、その場で1.「金融商品取引業者等変更届出書」を記入させてもらえました。記入方法などに不安を感じている人は窓口に行くと確実です。
ついでに旧NISAの年内積み立て停止予約の用紙にも記入することが出来ました。
ゆうちょなどの窓口のある金融機関からネット証券へ切り替える場合は、窓口の担当者を訪ねることをオススメします。
ちなみに、旧NISAの積み立て停止申請をしなかった場合、はみ出て購入した分については課税対象となるので、証券会社を変更する予定の方は変更前の金融機関に停止申請を出すことをお忘れなく。
旧NISAの商品は変更後の証券会社に引き継がれるの?
NISA運用において、証券会社を変更した場合、旧NISAで取り扱っていた商品は新しい証券会社に引き継ぐことは出来ません
なので、証券会社の変更を行なった場合、
旧NISAの商品は前の証券会社、新NISAの商品は新しい証券会社、といった具合に2種類の口座を所有することになります
NISAの証券会社は「SBI証券」か「楽天証券」どちらがいい?
「SBI証券」「楽天証券」ともに、口座開設数はどちらも業界トップクラスなので安心出来る証券会社
比較項目は多岐に渡るので迷ってしまう人も多いと思いますが、
つみたてNISAにおける人気商品である「S&P500」「オルカン」はどちらの証券会社でも利用することが出来るので、皆さんの馴染みのあるものにして問題ないです
「木を見て森を見ず」という言葉があるように、どちらの証券会社も遜色なく、大切なことは「いち早くNISAの制度を利用し、資産を形成する」ことです
どちらかの証券会社で悩むことで開始時期を伸ばしてしまうくらいなら、直感で選びましょう
私は個人株式をSBI証券で既に運用しているのですが、クレジットカード決済のほとんどを楽天カードで済ましているので、クレカ積み立てでポイントが貯まりやすい楽天証券でNISAを運用することにします
三井住友カードを普段から使っている人は、SBI証券でもポイントが付きますので
皆さんのライフスタイルに合わせて証券会社を選ぶことをオススメします
詳しく比較していきたい方は、様々な切り口から比較しているサイトがたくさんあるのでそちらを参考にしてみて下さい
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