はじめに
プログを始めた人にとって、大きな壁の一つがGoogle AdSenseの合格です
Google AdSense合格を最初の目標にして、記事を増やし内容も充実させ、それでも何度も審査に落ち、なかには合格までのサポートとして数十万円という高額な外注をしてようやく合格する人もいるほどハードルが高いのがGoogle AdSenseです
最初の１円を稼げれば、理論上はいくらでも稼げる理屈も理解出来ますが、残念ながらGoogle AdSenseだけでは大きな収益（それのみで生活が出来るほどの収益）は上がらないです
この記事では、Google AdSenseの収益だけで生計を立てることが難しい理由とその他の選択肢などを紹介していきます
ブログで生計を立てることを最終目標にして頑張っている人の参考になれば幸いです
Google AdSenseだけで生計を立てられない理由
まずはGoogle AdSenseの収益だけで生計を立てられない理由について説明します
１.収益の不安定性
AdSenseの収益は、クリック単価や広告主の支払いに依存しています
これらは一定ではなく、ウェブサイトのアクセス数や広告の種類によって変動するため、安定した収益が得られないことがあります
２.広告単価が低く、多くのアクセスが必要
AdSenseの収益は、広告をクリックしてもらうことに依存しており、一般的なクリック率は１％と言われています
また、広告一件ごと平均クリック単価は20〜30円
まずは１日100アクセスを目標にしている人が多いですが、これに当てはめると収益は１日平均20〜30円
生計を立てることをゴールとし、仮に20万円の収益を目標にした場合、１日平均100万アクセスが必要です
３.アドブロッカーの影響
広告を表示しないツール、いわゆるアドブロッカーが一般的に広まっていることから、一部のユーザーは広告の影響を受けません
また、スマホの浸透によってインターネットに慣れている人がほとんどとなった現代では、広告をクリックしてしまうという状況は少なくなり、クリック率も低下する傾向があります
Google AdSense以外の選択肢（収益獲得方法）
それではGoogle AdSense以外にどうやって収益を獲得し、ブログで生計をたてていくのかについて説明します
今回は難易度別に３段階に分けてGoogle AdSense以外の選択肢を紹介します
段階的に難易度が上がっていきますが、それだけ収益が高くなっていきます
１. Amazonアソシエイト
２. ASP（アフィリエイトサービスプロバイダー）
３. 自社製品
Amazonアソシエイトで収益を獲得する
Amazonアソシエイトは１件ごとの単価は低いですが、収益獲得までのハードルが低いので最初に取り掛かるサービスとしてオススメです
このサービスの面白いところは、アフィリエイトリンクをクリックした後、その人がどの商品を買っても売上の数%が入るという所です
そして一度はAmazonで買い物したことがある人が非常に多いので、既にアカウントを持っていて購入までの流れがスムーズ、商品をワンクリックで買ってもらえる
このメリットは非常に強いです
記事の中にポツンとリンクを置いてもクリックされることは無いので工夫が必要ですが、特定の商品を売る必要がないのでセールスライティングの技術もそこまで求められず
最初に取りかかるサービスとして最適です
ASP（アフィリエイトサービスプロバイダー）で収益を獲得する
ASP（アフィリエイトサービスプロバイダー）とは、広告主が商品やサービスを宣伝したいときに、それを宣伝するウェブサイトやブロガーなどのパートナーを見つけてくれるサービスです
例えば筋トレに関する記事で多くのアクセスを伸ばしている場合、ジムやプロテインをASP経由で宣伝すると入会や購入を条件に売上の一部が収益になるサービスです
Amazonアソシエイトと違うところは、特定のサービスや商品を売ることになるので記事の内容をより具体的にする必要があるという所です
Amazonアソシエイトのように、なんとなくリンクをクリックするのではなく、商品の購入をしっかりと訴求する必要がある分、ハードルは少し高くなりますが収益率がいいです
多くのブロガーとして生活している人たちは、このASPを活用して生計を立てています
その中でも圧倒的に人気なのが A8.net です
A8.net は会員数、広告主数ともに最大規模を誇るアフィリエイトサービス
有名ショップから、ニッチなショップまで様々なジャンルの広告を扱っているので、自分のサイトやブログを持っていない方でも活用しやすく、簡単にアフィリエイトを始めることができるのでオススメです
自社の製品で収益を獲得する
最後に紹介するのは、自社の製品で収益を獲得する方法です
ブログやSNSで有益な情報を発信し続け、自身のファンを一定数獲得出来たら
より有益な情報をnoteや有料のメールマガジンで発信し収益を獲得します
この方法は今まで必要とされてきたセールスライティングの技術だけでなく、自身が提供するサービスや情報の質も求められるため非常にハードルが高いです
しかし、利益率が今までとは比べ物にならないほど高いので軌道に乗ればあっという間に専業ブロガーになることが出来ます
Google AdSense広告が向いている記事の傾向
これまでGoogle AdSense以外の選択肢を紹介してきました
しかし、運営するブログのジャンルによっては前述のサービスが馴染まないものもあります
例えば、日常の出来事を記録した雑記系の自身を全面に出すタイプのブログ
こういった記事の中で、商品やサービスを紹介してもなかなか購入まで辿り着かない可能性が高いです
むやみに広告を貼ってしまうと、読者を疲れさせてしまい、アクセス数を落とす原因になります
筆者自身の日常を売りにしたブログを目指すのであれば、逆にGoogle AdSenseの収益に任せてアクセス数を伸ばすことに集中するのも一つの方法です
また、ゲームの攻略やマンガ・アニメの感想などを扱うブログにおいても、Google AdSenseを基本とし、難易度の低いAmazonアソシエイトで関連グッズなどを紹介する程度にした方がバランスが良くなります
まとめ
今回はGoogle AdSenseの限界ということで、ブログで生計を立てることを目標とした場合でGoogle AdSense以外の選択肢を難易度別に紹介しました
また、Google AdSenseを目標にして頑張ったはいいが、それだけでは生計を立てるのは難しいと説明しました
では、 AdSenseの審査に合格するのは無意味なのか？と言われたら、私は意味はあると思います
なぜならGoogle AdSense合格のための基準が、サイトの基礎としての最低限のラインだからです
つまり、まともなサイトでないとGoogle AdSenseには合格しないので、まずはその基準を満たすサイトを作り上げる指標として、Google AdSenseの合格は最適だということです
初心者の方は、AdSenseの収入をベースとして他の収益方法にチャレンジしていくことが正しくステップアップしていく上での一番の近道に感じます
しかしブログを始める人の理由は様々で、「自分の好きなジャンルについてまとめて色んな人に紹介したい」「とにかく思ったことを発信する場が欲しい」など収益を求めていない人もいます
そういう人にとっては、サーバー代が稼げる程度の収入を得て、気ままに活動を続ける手段としてGoogle AdSenseは最適なサービスだと思います
一人ひとりの目的は違うと思いますが、ブロガーとして生計を立てたいと考えている人にとってこの記事が少しでも参考になると幸いです
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