あらすじ
東京の表参道・原宿・青山、3つの街の狭間に設立された新設校、「結ヶ丘女子高等学校」の音楽科を受験した、澁谷かのん。だが歌唱の実技試験で失敗。同学校の普通科に入学した。そんなかのんの目の前に突然、上海から来た少女、唐可可が現れる。かのんと同じく結ヶ丘の普通科に入学した彼女は、かのんと一緒にスクールアイドルを始めたいという。断るかのんだが、可可の情熱を前に部員集めを手伝うことになった。
ラブライブ!スーパースター!!公式サイト
感想・考察
ストーリー、挿入歌、BGM全てが良い
主人公が新入生、1期メンバーが5人、同級生からスクールアイドルに誘われる展開など、新しい事づくしの今作
視聴者からしても、ラブライブ!の歴史が長くなってきたにも関わらず新鮮な気持ちでスタートが切れた作品
タイトル「まだ名もないキモチ」
第1話のタイトル「まだ名もないキモチ」は
Liella!のデビュー曲「始まりは君の空」冒頭の歌詞から引用されたもの
なにか目覚めそうだよ
始まりは君の空
まだ名もないキモチが
違う明日を見たがってる
第1話の最後で自分の気持ちに正直になるかのん
歌が好きという心から溢れる想いには、まだハッキリとした名前がない、純粋な気持ち
それこそが「まだ名もないキモチ」だと思いました
大好きな気持ちに嘘はつけない
誰もが何かを目指す前に持つ原始的な気持ち、純粋な好きという感情を伝えているタイトル
可可「スバラシイ コエノヒト」
かのんの歌声に魅了された可可
しばらく「スバラシイ コエノヒト」と呼びながらかのんをスクールアイドルに誘う
あまりにインパクトが強すぎる&汎用性が高すぎるので人気も高まり、Liveでの可可ちゃんのコーレスとして定着
内田彩さんもバッチリ使いこなしています
(・8・)
可可ちゃんが持っていた勧誘看板をイメージしたクッションがグッズ化されており、とても可愛い
可可の名言
好きな事を頑張ることにおしまいなんてあるんですか!?
かのん「きっと才能ないんだよ。だからもう、歌はおしまい」
と言った時にかのんを引き留めた可可の言葉
好きな気持ちに嘘をつかずに進んでいく姿に背中を押されるシーンが多いなか、その象徴となる言葉
Liella!の歌の歌詞には、「本当の夢」「心押さえつけるの無理さ」など聴いていて自分も頑張ろうという気持ちにさせられるものが多くて好きです
街中にある店の名前
随所に現れる街中のお店の名前が、Liella!のユニット名を募集した時に最終選考まで残ったものになっている
- Yuine
- LINKS
- 0sing
- meiris
- ff
- seIze
- Linkle
- 綺羅星
- Liella!
- Forte
- Oriesta
- 55’stars
- Luminous
- Spica*
- Yunity
- Xtreme
Spica*
Oriesta
55’stars
Yuine
読者参加企画で決定したLiella!というグループ名ではあるが
惜しくも選ばれなかった最終候補にもしっかりとリスペクトを感じる
挿入歌「未来予報ハレルヤ!」
「私は歌が好き」
【ラブライブ!】スーパースター!!1期 第1話「まだ名もないキモチ」
「ずっと歌っていたい」
「歌っていれば、遠い空をどこまでも飛んでいける」
「暗い悩みも、荒んだ気持ちも、全部チカラに変えて前向きになれる」
「いつだって歌っていたい」
「やっぱり私、、、歌が好きだ!」
音楽科の受験に失敗し、周りの言葉や自分のキモチに嘘をつくため、本当のキモチを誤魔化すためにつけていたヘッドホンを外し、自分と向き合うかのん
かのんのバッグにそっと刺さる白い羽が、ここから羽ばたこうとするかのんを表現しているのも良い
歌が好きだという自分の気持ちに正直になる演出から始まる挿入歌「未来予報ハレルヤ!」はストーリーにピッタリの曲で鳥肌が立ちます
歌詞は、これまでのかのんの気持ちを代弁するような内容。特に
「飛べるさ よっしゃー!」という
気合いを入れてスタートを切る気持ちが伝わる歌詞と、伊達さんの真っ直ぐな歌声が心に響きます
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