海の向こうから音が聞こえる。
砂浜に流れ着いた物を使って、ときには組み合わせて音を作る。そして海の向こうに音を返す。
雰囲気の良い癒される音楽と絵本のようなイラストで、短い時間ながらも誰かとの繋がりを確かに感じる。
不思議な体験が出来るゲーム。
1分でわかる「わだつみのこだま」(の雰囲気)
ゲーム基本情報
タイトル:わだつみのこだま
リリース日:2022年7月8日
想定プレイ時間:10分〜30分
プレイ人数:1人
ジャンル:ADV
価格:無料
開発:Image Labo
「Steam」公開ページ
https://store.steampowered.com/app/2057080/_/
わだつみのこだま オリジナルサウンドトラック(Amazon Music)
https://amzn.to/3zl02wW
開発者情報
絵・その他:むじ
音楽・サウンドデザイン:二宮裕司
ゲームデザイン・プログラム:たらひろ
英語翻訳:シェリー
あらすじ
その場所は、遠い海の向こうから「音」がひびいてた。
廃墟となった島のはずれで、海辺に漂着したビンや木の枝を使って「楽器」を作り出し、海から聴こえる音に「こだま」を返してみよう。
手書きのアートワークとアニメーションで描かれた世界で、波の音や足音、漂着物で奏でる音などで構成された、心地よいサウンドスケープをお楽しみください。
Steamページ紹介文から引用:https://store.steampowered.com/app/2057080/_/
ゲーム紹介
人気のない無人島にいる主人公は、海の向こうからかすかに聞こえてくる音を頼りにこの浜辺に辿り着く
…この音はどこから、誰がならしているんだろう?
そして、何のためにならしているんだろう?
ためしに、こっちからも「音を返して」みよう。
というシーンから物語は始まる。
浜辺に流れ着いた物を集めて、聞こえてくる音と同じ音を探して返す。
浜辺には様々なものが流れ着いてくる。漂流物を使って、ときにはそれらを組み合わせて同じ音を作る作業はさながらパズルのようである。
見事に同じ音を作り出すことに成功すると1つのステージがクリアとなる
同じ音を返すという簡単なコミュニケーションが成立した時、何とも言えない気持ちに包まれる
通じ合えた喜びもあるが、無人島という寂れた環境からか、どこか寂しさも感じる不思議な感覚
物語性としては多くを語られることはなく、考察のしがいがあるのだが、情報が少ない
しかし、このゲームの雰囲気からすればむしろそれがちょうど良い。
プレイヤーによってある程度の解釈を委ねている感じがする
音のやり取りを繰り返した先に何を感じるのか。
人によって感じ方は違うが、様々か感情を残すことになると思う。短い時間でクリア出来る上、ストーリーも多く語られないのだが、何かを残す不思議な存在感のあるゲームである。
疲れた時にこそゆっくりとプレイして欲しいゲームです
まとめ
癒されそうな雰囲気のゲームだなと気になっていたのでインストールしたら、期待を裏切らない癒しのBGM!イラスト!
最初はプレイをせずにタイトル画面を数分間眺めてしまうほど、良い雰囲気のゲームでした!
実際にクリアまでした時は、もちろん癒されたのですが、それ以外の哀愁のようなものも感じさせられ、心に少し残る、自分にとってとても存在感のあるゲームになっていました。気になった方はぜひプレイしてみてください!
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