【シャドーハウス1期】ゆるいメイドアニメかと思ったら…全てが不穏【アニメ考察まとめ】

アニメ・漫画

シャドー家は素晴らしい貴族である。生き人形はシャドー家に仕えることが幸せである。

シャドーハウス(SHADOWS HOUSE)とは

原作者:ソウマトウ

週刊ヤングジャンプにて2018年40号から連載を開始した作品。

2021年4月に第1期、2022年7月に第2期テレビアニメ化。

あらすじ

この館には秘密がある──

断崖に佇む大きな館「シャドーハウス」で貴族の真似事をする、
顔のない一族「シャドー」
その“顔”としてシャドーに仕える世話係の「生き人形」

ある日、“シャドー”一族の少女・ケイトのもとに一人の“生き人形”が訪れ、
“影”“人形”の不思議な日常が始まる。

放送期間・話数

第1期:2021年4月11日〜7月4日・全13話

第2期:2022年7月9日〜9月24日・全12話

シャドー家について

シャドーの成り立ちについては、第10話「最後の一対」でエドワードが説明するシーンにより判明。

シャドーとは

擬態、模倣を得意とする寄生型の妖精・モーフが人格と煤能力を得た存在。

「偉大なるおじい様」によって、モーフがシャドーとして人格を持てるまでの流れが築き上げられた。

シャドーの発達段階

  • 1段階 – 人形を見せて、人の姿を認知し擬態させる。
  • 2段階 – 生き人形の側に置いてふれあいによって人格を得る。
  • 3段階 – すす能力の覚醒、生き人形と一体化。顔を得て、すす能力を備えた人を超える完全なる存在へ。シャドーが生き人形の肉体を乗っ取るため、この時点で生き人形の自我は消滅する。

第2段階で人格を得られない場合、元から生命力が弱い個体であったと推測。その個体は朽ちてしまう。

シャドーとしての人格・個性

真っ黒で表情も分からないようなシャドーたち。

そのような状態でどのようにして人格・個性を得ているのか。

それは、「自分を自身の名前で呼ぶ」「同じ服を着る」「顔代わりの生き人形を従える」という固定された「個性」により得られる。

生き人形の名前のつけ方

生き人形の名前は、主であるシャドーが最初につける。

そしてシャドーの名前に近いものをつける。なぜならシャドーにとって生き人形の名前は重要ではないから。

実際にケイトも冒頭では「あなたに名前を付けなきゃね。ケイティ、ケイトン、トイケン…」と悩みます。ですがその時は保留にし、後に自身の名前とは全く雰囲気の違うエミリコと名づけています。

ケイトの名付けの想いは、エミリコにケイトとは違う”個”であって欲しいから。

名付けの由来はケイトが読んでいた小説の主人公「エミリー」から。エミリコが、エミリーのように明るくて前向きだから。しかし、エミリコの方が変わってて見てておかしいから、エミリーを捻ってエミリコとなりました。

名付けの直後にもケイトは「頑張ってね、エミリコ。あなたらしく。」と言っていることから、名付けの段階からケイトの生き人形に対する個であって欲しいという願いが存在していたことが分かります。

すすの出方には個人差がある

怒ったり、良くない感情の時に出るすす。

アニメ第8話「手のひらの上」にて、お披露目の最中、ルウとリッキーがそれぞれのお影様を探すシーン。

ルウが空中にたちこめる煤だけで、それをルイーズと判断する。

ケイトはまっすぐ上がる。ジョンは火花のように。パトリックは薄く広がるように。ラムお影様は未確認。ルイーズはカーブを描くように。

この個人差、単純に性格によるものなのか、それとも”すす能力”によってタイプ分けされるのか。今の段階では分からないですが、他のシャドーにも注目することで何か共通点が見出せるかもしれません。

お掃除の歌の歌詞

生き人形たちがシャドーハウスの掃除をする時に歌っている歌。

拭けば明日はすすが積もる
すすが積もればまた拭ける
さあ働きましょう
お役に立ちましょう
余計なことは考えない
シャドー家のために
さあ働きましょう
お役に立ちましょう
余計なことは考えない
シャドー家のために

-シャドーハウスアニメ2話より

この歌のせいで一部では、シャドーハウスのことを社畜ハウスなどとも呼ばれているみたいですが、

シャドー家が生き人形にしてきていることを考えれば、この歌も洗脳のツールの一つになっているのではないかと思われます。

アニメと原作コミックスとの違いとして、歌に2度も登場する「余計なことは考えない」という歌詞。

生き人形たちは明るく歌っているのですが、歌詞の内容とのギャップで一気に不穏な雰囲気になってきますね。

OP&ED

TVアニメ「シャドーハウス」1期・OPテーマ「a hollow shadow」

OPはまさかのインスト!アニメのOPとしては珍しい楽曲となっていますが、語られない怪しさのようなものが感じられ、凄く作品にあっていると感じました。

タイトルに使われている「hollow」という単語の意味は”中身のない”であり、生き人形を媒介にしなければ外との交流が出来ないシャドー家の事を言っているようですが、

シャドー家に世話役として仕え、顔としての役割と果たす生き人形を示唆する「follow=従う」という意味も含んだ2重の意味で使われていると思います。

TVアニメ「シャドーハウス」1期・EDテーマ「ないない」

YouTubeチャンネルにてReoNaが「おかげさま、どちらさま。怪しくて、奇(くす)しい。作品に寄り添って紡いだ、玩具箱のようなお歌に、もうひとつ意味を吹き込むようなMVが出来上がりました。」とコメントされた本PVは、シャドーハウスのイメージにぴったりの雰囲気でより一層シャドーハウスの世界観に引き込まれるものとなっています!

アニメ1期は原作コミックスの何巻まで

アニメ1期が描かれているのは、原作コミックス4巻48話まで

「シャドーハウス」アニメ1期は、第11話「黒い飲み物」の途中まで原作通りに描かれていましたが、それ以降と12話・13話はアニメのオリジナル内容となり1期が終了しました。

なので原作で続きを読みたい方はコミックス4巻から読まれるといいと思います。

オリジナル内容となり、アニメ2期の展開がより一層気になるところです。アニメの内容が原作から離れて良くなったパターンとそうでないパターンがあるので、良くなる事を願うばかりです。

最近では完結する前にアニメ化するパターンが多いので、2クールやるにしてもアニメとして綺麗に完結させるためには、オリジナルの展開を持ってくることも必要なのかもしれません。

ファンとしてはどちらも楽しめればそれが一番なので、アニメと原作コミックスの両方が面白くなることを願い、楽しみたいと思います。

公式サイト

TVアニメ「シャドーハウス」公式サイト
「この館には“秘密”がある」

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